演習:ルンバのモデル作成
概要
前ページで学んだことを活かして,ルンバのモデルを作成しましょう.
ルンバの寸法
単位はmmです.
演習
以下の手順に沿ってルンバのモデルを作成しましょう.
roomba.urdfに記述していきます.
リンク作成
- base_linkを作成する
- 円柱でルンバの車体body_linkを作成する
- 半径150mm, 高さ72mmの円柱body_link:白色
- 球でルンバのキャスターball_linkを作成する
- 半径10mmのキャスターball_link_front, ball_link_back:白色
- 円柱でルンバの車輪wheel_linkを作成する
- 半径36mm, 高さ16mmの円柱wheel_link_right, wheel_link_left:黒色
ジョイント作成
- 半径36mm, 高さ16mmの円柱wheel_link_right, wheel_link_left:黒色
- base_linkとbody_linkの固定ジョイントbody_jointを作成する
- body_linkとball_linkの固定ジョイントball_joint_front, ball_joint_backを作成する
- 補足:一般的に,ロボット座標系はロボット前方をx軸,ロボット上方をz軸,ロボット左方をy軸となるように設定します.なので,base_linkやbody_linkのx軸がロボット前方になるようにしましょう.すなわち,ball_link_frontはbody_linkのx座標正方向に0.11mのところに設置するようにしましょう.
- body_linkとwheel_linkの回転ジョイントwheel_joint_right, wheel_joint_leftを作成する
解答はこちら
リンク
余談
xacro
車輪やキャスターのlinkは全く同じ形状なのに2回書く必要があるのめんどくさいなと思った方はいませんか?そういう方はぜひxacroについて調べてみてください.
xacroを用いると,linkやjointを含むマクロを組んで適宜呼び出すことができたり,パラメータの設定やパラメータを用いた計算式の記述等も行えてURDFの記述を簡略化することができます.
参考リンク